六本木は住居と職場が共存する街です。経済と文化が両立しています。 大きな商業施設がたくさなります。
六本木ヒルズは2003年に竣工した超高層ビルです。森ビルが運営・管理しており、住む人も働く人も同じ場所に集まれることをコンセプトに作られています。 六本木駅から直結していて、ブランドショップやレストランだけでなく、企業のオフィスやホテルが併設しています。 六本木ヒルズのコンセプトである文化都心に基づいて、最上階には森美術館が併設されています。展望施設もあり、日中はビルの屋上に出ることもできます。 また六本木ヒルズの周りにはテレビ朝日のオフィスなどもあります。 毎年春に行われる六本木アートナイトのメイン会場にもなっています。
ミッドタウンは2007年に竣工した複合施設です。六本木ヒルズと同じく六本木駅と直結しており、130以上の商業施設やレストランだけでなくオフィスやホテルも併設しています。
ミッドタウンにはサントリーのレコクションが集められたサントリー美術館があります。また芝生が広がるグリーンパークなどもあり、様々なイベントが行われています。
ミッドタウンのすぐ隣には萩藩・毛利家の麻布下屋敷の庭園跡である檜町公園があります。
六本木にはすり鉢状の地形がたくさんあります。 ただ単に、すり鉢と言われてもパッとしないかもしれません。六本木の街は六本木の交差点を中心にほとんどの道が坂道になっています。 またそれらの道は山の尾根のようになっていて、周辺の地域はそれらの道路よりも低くなっているところがほとんどです。 これは江戸時代のまちづくりが影響しています。高台に大名屋敷や武家屋敷が建てられ、低い土地に水田や町人の住宅が作られたためです。 明治時代でも政府機関や学校、病院などの大きな施設が同じように高台に作られたためです。
六本木はアートとの繋がりが深い街です。国立新美術館をはじめ、森美術館やサントリー美術館など大きな美術館がいくつもあります。 また毎年春頃には、これら3つの美術館を中心として行われる六本木アートナイトが開催されます。 この六本木アートナイトは地域全体を巻き込んで行われるとても大きなフェスティバルです。
六本木には美術館がいくつもありますが、そのうちの国立新美術館、サントリー美術館、森美術館の3つの美術館を合わせて呼ぶ名称のことをいいます。 3つの美術館の位置関係が三角形になっていることからそのような名前がついていて、割引券や周辺の案内マップもあります。
毎年春頃に夜通しで行われるフェスティバルです。上の3つの美術館が中心となり、街全体でアートの展示やステージが行われます。 アートナイトではアート作品のみならず、デザインや音楽、映像、パフォーマンスなど様々な展示があります。体験型の展示もあります。 生活の中でアートを楽しむという新たなライフスタイルの提案と、アートと街が一体化する六本木の文化的なイメージを向上させることをコンセプトとして 行われています。 残念ながら今年は新型コロナウイルスの影響により開催が延期されています。
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©︎ 2020 Masashi Hamaguchi
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